現在マーケティングサポートしている企業様で、3月から新事業を立ち上げた。
その事業の立ち上げにあたり、私としては初となるクラウドファンディングの利用をしてみて、新サービスを始める際にかなり有効な手法だと感じたためご紹介したいと思う。
まず、今回私がサポートした企業様では、キャンプファイヤー(手数料17%)というところでクラファンに挑戦してみた。
クラファンにはその他にもマクアケ(手数料20%)や、READYFOR(手数料17%)といったものがある。それぞれ特徴や手数料に違いがあるが、今回は企業様でキャンプファイヤーの担当者の方と繋がりがあるとのことでそちらでやることになった。
どこも応募するのに初期費用はかからないので、それぞれに出してもいいと思うのだが、なんだかんだキャンプファイヤーへの誘導も企業側で力を入れて行わなければならないため、今回は一つに注力してみた。
実際にやってみたところ、
・記事ライティング
・進捗動画の撮影&編集
・進捗記事のアップ
・自社媒体での告知
など、日々やることは盛りだくさんだったが、ある程度チームができていれば複数のクラファン媒体に出すことはできそうだという印象だ。(ただ、誘導する媒体は一つに絞った方が良い。)
そんなこんなで支援を集った結果、金額は目標金額120万円に対して、912,000円の調達と、76%の達成率での着地となった。一見微妙に思うかもしれないが、30万くらい集まれば御の字かな。と思っていたため、この結果は非常に嬉しかった。そしてここで注目したいのは、53名の支援者リストを取得することができたことだ。
こちらで誘導して集めた客も多いが、支援金が集まれば、キャンプファイヤー内でおすすめ表示され、キャンプファイヤー側でも集客ができるというロジックになる。つまり、純粋に支援したい方のリストもある程度集まるというわけだ。
通常、顧客リストは、お金を払って取得するものだが、ここではお金を頂きつつ、リストも取得することができたということが最も優れた点だと言える。
しかも、これは見込み客のリストではなく、新規サービスに興味があって支援した人のリストなので、購入とほぼ同じ扱いになる。
つまり、購入者リストが取得できたことで、次、新商品やサービスができた時に、リピートして購入してもらえる可能性があるということだ。
ということは一時的なキャピタルゲインではなく、インカムゲインでの収入が見込めるということで、支援金よりも実はこのリストの方がありがたい(笑)
このリストの重みが分かっている私からすると、これは新サービス立ち上げの際にチャレンジすべきことだと思うのだ。
ちなみにクラファンは、初期費用はかからず、手数料だけなので、十分に試す価値はあると思う。
私はこの企業様でのサポートでクラウドファンディングに非常に可能性を感じたため、何人かの親しい経営者に共有してみたが、どの社長も難しそう…と反応が良くなかった。(私の伝え方が悪かったのかもしれないが^^;)
しかしやったことがないことに対しては、社長という立場の人でも難しそうとか面倒そうに見えるものだ。やらない人が多いるのであれば、逆に今がチャンスだ。こういうことはやったもん勝ちで、こちらでノウハウを築き上げていくと、またそれが商売になったりするものだ。
試しても何のリスクもないことだし、試してみてもし支持が得られないのであれば、ビジネスモデルを見直すきっかけにもなるので、私はぜひやってみることをお勧めしたいと思う。
以上ここまでお読み頂きありがとうございます。
何か不明な点などあれば下記まで連絡して頂けたらと思う。
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